環境への取り組み
環境保全活動
弊社は小さな会社ではありますが、「できることからコツコツと」をモットーに、環境保全活動および環境教育の一環として、森林ボランティア活動に参加しております。また、社員がそのような活動に参加しやすいよう、ボランティア休暇制度を導入するなど、福利厚生面でも改善し続けていきます。
野崎観音・里山保全の会
色んな巡り合わせから弊社スタッフである劉が当会の代表を務めております。そのようなことから、弊社としても野崎観音周辺の里山を整備する活動に協力しております。地元の里山を整え、野崎参りだけでなく周辺の里山にも多くの方に関心を持ってもらいたいと思い、今後も活動に協力していく予定です。
遊休農地の活用
耕作されている農地は多くの生き物たちの住処となっております。そのような農地も高齢化社会が進むに伴って耕作放棄されるところが多くなってきました。耕作放棄された農地は景観の悪化だけでなく、農業活動が行われることによって保たれていた環境が崩れ、多くの生き物たちが住めない荒地へと変化してしまいます。弊社では環境保全といった意味からも耕作放棄地の再生に取り組み、農業が抱える諸問題の解決にも全力で知恵を絞って取り組んでまいります。
環境マネジメント
環境省が定めた環境マネジメントシステムの認証を2010年3月に取得しました。環境活動を効率よく推進するために、エコアクション21を活用し、企業の体質強化を図っていきます。製造業といえども、今までのような生産一辺倒のやり方から脱却し、循環型社会の形成に貢献していけるよう努めます。木工業界において環境分野のリーディングカンパニーになれるよう、工夫しながら前向きに取り組み続けます。
2022年度環境活動レポート
太陽光発電装置(ソーラーパネル)の設置
屋根上の空間を有効活用し、環境に負荷をかけることなく発電を行うため弊社では2013年3月に屋根上の一部にソーラーパネルを設置しました。太陽光から発電を行い、屋根の遮熱効果もあるため一石二鳥の効果が期待できます。
省エネ照明の採用
事業活動を行う上で少しでも環境への負荷を減らすため、弊社では平成25年9月(2013年9月)に照明設備を全て省エネタイプに取り換えました。40Wの蛍光灯は20WのLEDへ、400Wの水銀灯は190Wのセラミックメタルハライドランプへとぞれぞれ交換を行い、交換前と比べて照明設備による消費電力を半分以下に抑制しました。
※平成29年10月(2017年9月)にセラミックメタルハライドランプを高天井用LED照明に交換しました。これによって水銀灯時に400Wだった消費電力が高天井用LED照明の97.6Wとなり、当初比で消費電力が約1/4にまで削減できました。
「関西SDGsプラットフォーム」に会員企業として協賛
2015年9月に「国連持続可能な開発サミット」おいて採択された「持続可能な開発目標:SDGs」。その達成に向けて関西での認知度向上と、新たなネットワーク・連携関係の構築によりSDGsの達成に資する新しいアイデアや取り組みにつながることを目的に会員企業として協賛しております。
「Fun to Share」に賛同
弊社は地球温暖化防止に真剣に取り組んでおり、活動の一環として環境省が推進する国民運動「Fun to Share」に賛同しています。社員一人一人が小さな環境活動でも、できることから確実に実行していきます。
合法木材の使用
日本の家具には違法伐採材と思われる木材が多く使用されております。違法伐採材は熱帯雨林(ジャングル)の破壊に大きく関係しており、恥ずかしながら弊社でもそのような木材が混入している可能性は十分にありえます。しかし、そのような現状を改善していくため、弊社では少しずつでも合法木材の使用割合を増やしていくよう取り組んでおります。
VOCの削減
弊社では健康に配慮した家具造りの一環として、シックハウス対策に取り組んでおります。ホルムアルデヒドを中心とするVOC(揮発性有機化合物)の削減に取り組み、合板や塗料などを使用する家具の多くでF☆☆☆☆の材料を使用し証明証を発行することも可能です。また、お客様がご要望の際には、化学物質を殆ど発生しない自然素材のみで家具を製作することもできます。VOCに敏感な方には、無光触媒の施工によって、VOCの値を限りなく0に近づけることも可能になりました。
国産材の積極的な活用
日本の山林は手入れが行き届かず各地で荒廃が進んでいます。京都議定書では日本の森林によるCO2削減に期待を寄せていますが、このままでは削減目標を達成することが危ぶまれています。そこで弊社では、少しでもCO2削減に協力し、健全な日本の山林を取り戻すためにも、国産材を使用した家具製作に積極的に取り組んでいきます。