環境保全活動
「野間の大ケヤキ」しめ縄作り(大阪府能勢町)
日時:2008年12月21日(日)
場所:大阪府豊能郡能勢町野間稲地
内容:「野間の大ケヤキ」しめ縄作り

自然が多く残る能勢町に日本有数の大ケヤキがあります。そんな大ケヤキで毎年行われている「しめ縄作り」に今年は弊社から有志と、その家族で参加してきました。
寒い年には道路凍結と積雪で現地に辿り着けないこともありますが、幸いにして当日は暖かく天候にも恵まれました。


「野間の大ケヤキ」は幹周りが12m以上もあるため、しめ縄にも多くの稲わらを使用します。
「しめ縄作り」と一言にいっても、いくつかの工程を踏まえていかないと完成には至りません。
まずは、地元で刈り取った稲わらを専用の機械(手動)を使って柔らかくなるよう押しつぶします。使用する稲わらの量が多いため、この工程だけでも結構な重労働。
続いて、機械に通した稲わらから、稲穂の軸を被っていた薄く柔らかい表皮を1つ1つ丁寧に取り除いていきます。しっかりと選別作業を行わないと、丈夫なしめ縄はできません。この工程では、2歳の子も見よう見まねで作業を行っていました(気が付けば全部の稲わらを抜いてしまい、手元には何も残っていませんでしたが・・・)。

選別した稲わらでいよいよ「しめ縄作り」です。太くて長いしめ縄のため、大人の男性が3人(補助に数名)で協力して作っていきます。これが、見た目以上の力作業で体力が必要なため、弊社の元気な若手社員がお手伝いました。しかし、しめ縄作りをお手伝いをした若手社員は、はりきって作業に参加したものの、作業後に腕はかなりの筋肉痛になったそうです。


最後に、しめ縄から飛び出している稲わらをバーナーで焼いた後、大ケヤキの太い幹に大人数人がかりで巻きつけて完成。
結構な重労働でしたが、作業後に地元の人が用意してくれた地元野菜やお米を使ったバーベキューを囲み談笑していると、皆さんはすっかり疲れも吹き飛んでいたようでした。