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用語集

GLOSSARY

は行一覧

パーティクルボード(ぱーてぃくるぼーど)
パーティクルボードとは、木材を細かく削ったり粉砕した小片を主原料とし、接着剤を使って熱圧成形した板。狂いや変形は少ないが、吸水・膨張しやすいといった欠点がある。間伐材や合板の廃材等が主原料とに使われることもある。
端材(はざい)
端材とは、家具や建具を製作した際に出る余り材。余り材といっても、全く使用しなかった材ではなく、部分的に使用した材の残り。端材が極力でないよう仕上るのも、職人の技術である。大きな端材は他の用途にも使用できるが、小さな端材はそのままゴミとして捨てられることが多い。端材は、木工所から出るゴミの多きな大きな割合を占め、端材の減量化や処理方法が、多くの木材関係会社の課題でもある。
ピアノ塗装(ぴあのとそう)
ピアノ塗装とは、鏡面塗装ともいう。詳細は鏡面塗装に記載。
光触媒(ひかりしょくばい)
光触媒とは、太陽光や照明(蛍光灯)等などから発生する紫外線を受けることによって一定の化学反応を促進する物質。最近、光触媒には二酸化チタン(チタニアともいう)を使ったものが多くある。消臭や防汚、殺菌、抗菌、シックハウス対策等、多くの効果が認められているが、光(紫外線)が当たらないと反応が起こらないといった欠点がある。
引き戸(ひきど)
引き戸とは、横にスライドさせて開閉させる形式の扉のこと。 片方に引く片引戸、両方に引き分ける両引戸、壁体に引き込む引込戸、2本の溝やレールにより重ね合う動きが出る引き違い戸などがある。
開き戸(ひらきど)
開き戸とは、建具枠に金物で扉を取り付け、その金物を中心に回転させて前後させる開閉扉のこと。 扉1枚の片開き戸と扉2枚の両開き戸がある。扉2枚の場合は「観音扉」ということもある。また、扉が室内側に開く場合は内開き、外側に開く場合は外開きという。
Phytoncid(フィトンチッド)
Phytoncidの詳細は、「アルファベット」に記載。
歩留まり(ぶどまり)
歩留まりとは、製品をつくるときに原材料の何割が製品になったのかということ。実際には、利用率(比率)で表す。つまり、歩留まりが良いということは、それだけ無駄な部分が少なく、経済性が高くなる。逆に歩留まりが悪いと、無駄が多く捨てる部分が多いということを意味する。歩留まりよく加工するということも職人の技術である。
フラッシュ構造(ふらっしゅこうぞう)
フラッシュ構造とは、家具のサイズに合わせて組んだ、芯となる木材の両面に合板やベニヤ板等の板を張り合わせた構造。部材の中身には中空の部分ができるため、軽く仕上がり、反りも少なくてすむ。ただし、ベタ芯構造に比べ細かな作業が多くなり、作り手の手間が増える。
プリント合板(ぷりんとごうはん)
プリント合板とは、合板の表面に模様や木目を印刷したもの。家具や内装材として使用される。安価ではあるが、印刷されているため、同じパターンの模様で変化が少ないといった欠点がある。
ベタ芯構造(べたしんこうぞう)
ベタ芯構造とは、MDFやパーティクルボード、合板等で厚みを確保し、その表面に化粧となる合板を張り合わせる構造。フラッシュ構造のように骨組みの両面に合板等を張る構造ではないため重くなってしまうが、中空の部分がない分強度があり、カウンターの天板等、ある程度の強度が求められ箇所に用いられることが多い。
ベニヤ板(べにやいた)
ベニヤ板とは、薄板を繊維方向を1枚ごとに90°変えながら張り合わせた板。 日本では、このような合板をベニヤ板、またはベニヤと呼ぶことが多いが、本来ベニヤ(veneer)とは単板や化粧張りのことを指す。
辺材(へんざい)
辺材とは、白太のこと。詳細は白太に記載。
ホゾ(ほぞ)
ホゾとは、2つの材を接合するために一方の端部に作る突起。ホゾ組とは、ホゾを他方に作った穴(ホゾ穴)に差し込んで合わせることをいう。
ポリエステル化粧合板(ぽりえすてるけしょうごうはん)
ポリエステル化粧合板とは、ポリエステル系の合成樹脂をベニヤ板の表面に熱圧着した化粧合板のこと。一般的に木工業界では「ポリ合板」と略して呼ぶことが多い。化粧合板の中では比較的に安価で色のバリエーションも豊富なため多用される。
ポリエステル塗装(ぽりえすてるとそう)
ポリエステル塗装とは、正式にはポリエステル樹脂塗装という。光沢があり、皮膜が厚いのが特徴で無垢材を乾燥から守り狂いを予防する効果もある。摩擦に強く、耐薬品・耐水性等に優れているが、熱と衝撃には弱いのが難点。また、ウレタン塗装と同様に一度傷がつくと修復が難しい。この塗装法で最後に特殊研磨を施したのが、鏡面塗装(ピアノ塗装)である。