た行一覧
- 建具(たてぐ)
- 建具とは、建物の開口部に設けられる開閉機能を持つ仕切りのこと。戸や障子、襖、扉等は全て建具であり、窓やサッシも含む。人の出入りだけでなく、光を取り入れたり、風を通したり様々な用途がある。材質としては、木製以外にも、鉄やアルミニウム等の金属製、樹脂製の製品もある。
- ダボ(だぼ)
- ダボとは、接合する両部材に小さな丸穴を開け、そこにはめこむ小さな丸棒のことを指す。「隠し釘」といって、釘打ちした後の釘頭を隠すためにダボを埋め込むこともある。
- 千切り(ちぎり)
- 千切りとは、木材の割れの進行を防ぐためや、板材の接ぎ切れを防ぐ場合にも行う加工。一般的には蝶の形に加工した木片を木の割れ目や継ぎ目に埋め込んで使用する。最近ではデザイン性を高めるために用いることも多く、あえて目立つ色の木材を使用することがある。
- 突板(つきいた = 天然木化粧合板)
- 突板とは、木材を薄くスライスした単板のこと。天然木化粧合板ともいう。通常は数ミリにスライスした単板を合板もしくは集成材等に接着し、表面化粧材として使用する。1本の原木から薄くスライスした多くの単板がとれるため、同じ樹種の木材でも無垢材より安価に流通する。
- 天袋(てんぶくろ)
- 天袋とは、天井面に接する吊戸棚(収納棚)のこと。本来は、和室で床の間に設けられた違い棚の上部にある袋戸棚をさす。押入れの上部に設けられる戸棚。
- 店舗什器(てんぽじゅうき)
- 店舗什器とは、店舗に設置する什器のこと。詳細は什器に記載。
- との粉(とのこ)
- との粉とは、「砥の粉」と書き砥石を切り出す時に出る粉のこと。粘土を水ごしした細かい粉のかたまりで、木材の目止めや着色剤として利用される。一般的な使用方法は、木地に水で溶いたとの粉を塗り、乾いてから、それをふき取るといった過程で行う。